中学在学中にスカウトされ、1981年に花王ビオレのCMでデビュー。翌年にドラマ『ホーム・スイート・ホーム』でドラマ初出演。1983年、『風の谷のナウシカ』のアニメ映画化にあたって募集されたイメージガールのオーディションで約7500人の中からグランプリを獲得。1984年、同映画のイメージソングに採用されたシングル曲「風の谷のナウシカ」で歌手デビュー。

1980年7月、『お笑いスター誕生!!』（日本テレビ系）に石橋とのコンビ「貴明＆憲武」として出場する。1981年、『お笑いスター誕生!!』の勝ち抜き6週目から現在のコンビ名「とんねるず」に改名。公式サイトでは、とんねるずの結成時期は「1980年」と記載されている。1982年4月、ついに『お笑いスター誕生!!』で10週勝ち抜きグランプリを獲得。

女優の安田成美（５１）が２８日放送のフジテレビ系「おじゃＭＡＰ！！」（水曜・後７時）に出演。夫のとんねるず・木梨憲武（５５）とのなれそめを明かした。ＭＣの香取慎吾（４１）とは９６年のドラマ「ドク」で共演している安田は、初出演の「おじゃＭＡＰ！！」で人なつっこい素顔を全開に。安田は移動の際も自身の愛車・ミニクーパーを自ら運転。助手席の香取に「木梨さんとはどちらが先に好きになったの？」と聞かれると、「木梨さん！　木梨さん！　木梨さんが私にしつこかったの！」と猛アプローチがあったことを明かした。

安田と木梨は８６年の映画「そろばんずく」で共演。「映画の仕事で一緒だった時は個人的な会話をしたことがなかったのに、撮影終わったら『今度、ご飯一緒に食べよう』と誘われたんです」と明かした安田。その席で木梨から「付き合って」と言われたという。「私は『今、人と付き合うとか、そういう気ないから』って言ったんですけど、『それはいいから付き合って！』としつこくて…。あの人ほど私を好きになってくれる人はもう現れないなと思ったんです」と明かし、「そうだ。そうだったんだ。今、分かった」と自分自身で納得していた。

映画共演をきっかけに１９９４年に結婚した安田と木梨。今春大学卒業の２２歳長男、留学中の１９歳次男、１４歳長女と３人の子宝に恵まれた。木梨とは「ここ２年くらい、ふたりきりで食事をするようになった」というが「憲武さんは子供と密にコミュニケーションをとるタイプではないので私が通訳するというか。“子供がこんなことを言っていたよ”と（木梨に）報告するための食事になっている」と説明した。

木梨について「憲武さんより子供たちが成長して、一人取り残された感じ」と笑顔で紹介。また、長女が小学生の時の、ほのぼの父娘エピソードも明かした。「娘とは本当に殴り合いのけんかをしていた。『ふざけんな！この女』って言って、娘も（憲武を）蹴飛ばしたりして。そして、私は『やめなさい、あなたたち！』って。娘のことが可愛すぎちゃって、よく小学生が女の子にちょっかいを出す、あんな感じ」。夫の“お子ちゃまぶり”にあきれながらも、いとおしそうに披露していた。

安田　子供たちはあまり私の仕事に興味がないので無反応でした（笑）。でも、主人の方は自分も今年『ファイティング・ニモ』の続編をやるので、「同じだね。頑張ってね」って感じで言われました。WI　お子さんが無反応だったのは、なんだか意外な感じです。安田　仕事にあんまり反応しないんです（笑）。普段は「観て」って言ったこともないし、観てくれたこともないんです。でも今回は作品が素晴らしかったので、「絶対に、劇場に行って観て」って言ったら、「わかった、行く！」って言ってました（笑）。

木梨は妻の女優、安田成美（４９）が「子供の頃に妖精を見た」という記憶にインスピレーションを受けて、妖精「コッカ」を発案。その「コッカ」をモチーフとした絵本「手のひらサイズの『読むサプリ』ＴＥＨＯＮ」（メディコム・トイ、８００円）を９月１日に発売する。木梨は「奥さんが見たという妖精に出会いたいと思いまして。それが形になって絵本までできた。心がほっこりしたい方に読んでもらいたいです」と笑顔を見せた。

また若い頃から手芸が好きだった安田は、3年ほど前から本格的に習い始め、時間があれば様々な作品を作っているらしく、その作品を持参。その出来栄えに、MCの黒柳徹子も驚嘆する。そして、安田が好きなことの1つが「海に浮かぶこと」らしく、旅行先に海があれば、しょっちゅう浮かんでいるという。そのため、黒柳の特技「水中ヨガ」にとても興味を持っているようで、2人で「水に浮かぶ極意」について盛り上がる一幕も。