ヴァニラさんの本名は、非公表としていますが「ヴァニラ」と名乗って芸能活動を始める前からタレント活動をしていました。

その頃のブログには、「水野乃里江（みずの のりえ）Official Blog」というタイトルで運営しています。

この「水野乃里江」という名前がヴァニラさんの本名ではないかと言われています。

年齢についてもこの水野乃里江さん名義のブログに生年月日が「1986年5月31日」と書かれています。

ヴァニラさんは、生年月日については「ルイ17世」という謎の公表ですが、水野乃里江のブログによると生年月日は1986年5月31日と書かれています。

出身地は、公式でヴェルサイユ宮殿としていますが、ブログの「お住まいの地域」の項目では大阪府としています。

ヴァニラさんは、小中学校で容姿を理由に壮絶ないじめにあっています。

いじめについて父親に相談すると父親は「お前がブサイクだからだ」と言われてしまいます。

ヴァニラさんはそれに対して、冗談交じりに「整形した方が良いのかな」と言うと、「お前はブサイクなんだから整形した方がいいだろ」と冷たく言われたと自身の著書でお話しています。

これ以降、ヴァニラさんは心を閉ざしてしまい突然嘔吐症状を繰り返してしまう自家中毒も経験しました。

嘔吐を繰り返すヴァニラさんを母親は心配していたそうですが、父親に逆らうことができず、無理やり食べさせられるヴァニラさんを守ることができませんでした。

ヴァニラさんは、2013年にTBSのバラエティ番組『私の何がイケないの?』に出演するとし、「フランス人形のような身体になりたい」と、美容整形に通う「整形サイボーグ」として話題になりました。

ヴァニラさんは、18歳のときに二重の手術を受けたことから始まり、テレビに出演するまでに総額2,000万円以上、計30回を超える整形を行ったと語っています。

ヴァニラさんは、整形を始めたきっかけは「いじめ」であると公言しています。

小学生時代に、家を建てたことがきっかけで転校し、そこでひどいいじめが始まりました。

中学時代のいじめが一番ひどく、しょっちゅう「ブス」と暴言を吐かれ、トイレに閉じ込められて水をかけられたこともあったそうです。

また、友達に誘われて公園に行くと木の机に修正ペンでヴァニラさんの名前が書かれていて、「死ね!」と書かれていました。

このいじめは、3年間ずっと続いていましたが親に相談することもなく、負けず嫌いの性格だったヴァニラさんは毎日学校に通っていたそうです。

ヴァニラさんに対するいじめは、生徒からだけではなく先生からも嫌がらせを受けていました。

校外学習で班を決めるときは、他の子は、仲の良い子同士で班を作っていたのに、ヴァニラさんだけいじめをしている人たちのグループに入れられ、ずっと一人ぼっちだったそうです。

とても辛い子供時代を過ごしてきたのです。

ヴァニラさんの実家について、出身地は大阪府と判明していますが、詳しい場所を特定することはできませんでした。

ヴァニラさんの家族については、最初にもお話したように歪んだ家庭生活だったと想像できます。

ヴァニラさんは、当時部屋に引きこもり音楽を聞いているのが一番の癒やしだったと当時のことを話しています。

ある日ヴァニラさんが２階の部屋で寝ていると、1階から両親の話し声が聞こえてきます。

聞き耳を立てていると、ヴァニラさんを施設に入れるという話をしていたそうです。

この時、両親から愛されていないのだと感じたそうです。

ヴァニラの父親は、子供がいじめの相談をしてきたときに「お前がブスだから」と言うほどの人です。

そんな父親ですが、2017年にテレビに出演しています。

その番組の中でヴァニラさんの父親の言葉がきっかけで、ヴァニラさんが整形を繰り返すようになった、父親の言葉で食事が摂れない病気になった、父親の顔色を伺って生活してきたことなど父親に話します。

すると父親は、「記憶にない」と。

「もし言ったとするなら、当時仕事が忙しくて、思ってないことを言ってしまったのかもしれない」と答えています。

さらに続けて「ブスと思ったことはない。むしろ可愛いと思っていた。昔の写真もたくさんあるよ。ダンボールにいくつもあるよ。」と話しています。

仕事が忙しすぎて、子供に「ブス」なんていうでしょうか。

ヴァニラさんのことを愛していると言っていますが、自分の言葉がきっかけで変わっていく娘をどう思っているのでしょうか。

ヴァニラさんの母親、恵美子さんはヴァニラさんに対するいじめに気がついていたそうです。

小学校の体操服を汚して帰ってきたのを見て「ひょっとしてこれは」と思ったそうです。

下校のときに、男の子から空き缶を投げつけられるヴァニラさんを目にしているそうです。

恵美子さんは、父親について仕事一筋の人で、短気、娘に対してデリカシーのないところは確かにあったと話しています。

しかし、ヴァニラさんにいい部屋を与えたり、娘を愛していました。

表現が下手で、照れもあってひどいことを言ってしまう、“整形するしかない”という言葉も、冗談のつもりが、本人の心には傷をつけてしまったと話しています。

ヴァニラさんには、6歳下に弟がいます。

この弟が生まれたことがきっかけで両親とはうまくいかなくなったとヴァニラさんははなしています。

弟が可愛がられ、同じ扱いをしてもらってないと感じ、差別されていると思っていたそうです。