夏まゆみさんは18歳のときにイギリス留学をしています。

この時にダンスの魅力に取りつかれたそうです。

その後、夏まゆみさんはニューヨークや東京でクラシックバレエ、モダンバレエ、ジャズダンスと様々なジャンルのダンスを学んでいます。

夏まゆみさんが、初めてダンスインストラクターとしてクラスを開講したのは23歳の時です。

その後劇場や博覧会、テレビ番組などの振付・出演を重ね、夏まゆみさんもソロダンサーとして活躍しています。

2013年からは、ダンスプロデューサーをしながら執筆活動を精力的に行い、10年間で7冊を出版しています。

300組以上のアーティストの振付を担当してきた夏まゆみさん。

ダンス界の第一人者と言われ、いわゆる普通の子を国民的アイドルにまで育て上げる夏まゆみさんは指導者としても注目を集めるようになりました。

2023年7月6日、夏まゆみさんは癌のために永眠されたと報道されました。しかし、その文面には何の癌で亡くなったのかは公開されていませんでした。

夏まゆみさんは何がんだったのか注目されていますが、現在出ている情報から何がんなのか全くわからない状況です。

50〜60代の女性の癌について調べてると、乳癌・大腸癌・胃癌・肺癌が多いことから、この中のどれかではないかと憶測されています。

夏まゆみさんが、最初に癌が発覚したのは54歳の時だそうです。

この時は、治療に専念し無事に寛解にまでもっていくことができました。

しかし、2021年に癌が再発してしまいます。

それからも治療をしながら仕事を続けていた夏まゆみさんですが、2023年4月ごろに体調を崩して入院そのまま残念な結果となってしまいました。

一度は寛解したものの、再発し、入院までした夏まゆみさんですが病気のことは公表していませんでした。

癌と闘病中だったということは、一緒に仕事をしていた芸能人の人も、ファンにも知らされていなかったのです。

なぜ、夏まゆみさんが癌になっていることを公にしていなかったのでしょうか。

ある番組で、夏まゆみさんのお兄さんが答えていました。

「そもそも、明かす人の気持ちがわからない」と本人が言っていたそうです。

夏まゆみさんは、同情されることを嫌がり、自分以外の人に心配をかけたくないという気持ちが強かったのではないかと。

夏まゆみさんの本にも書いている通り、「愚痴を言うのは他人に不幸を配っているのと同じこと」くらいに思っていたのではないかと思います、とお話しています。

自分の周りの人たちをマイナスな状況に関わらせるのが嫌だったのかも知れませんね。

夏まゆみさんのお別れの会「夏まゆみ 魂に出会う会」が8月28日、都内にて開催されました。

今まで300組以上のアイドルや芸能人を育て、モーニング娘。、AKB48らを育成。

彼女たちを国民的アイドルに育て上げた夏まゆみさん。

お別れの会は、夏まゆみさんの言葉によって育てられ、今もその言葉を胸に生きる教え子や関係者たちが魂の会話（語りかけ）を行い、それぞれが会話に触れることで、新たに夏まゆみさんの魂に出会える時間として設けられました。

夏まゆみさんは、自身の集大成として3年以上をかけて執筆した遺作となった『人はいつでも、誰だって「エース」になれる！心とからだが輝く72の言葉』。

この本の出版パーティの開催を先延ばしにしていた中での訃報となったために、夏まゆみさんの言葉に触れる機会として「夏まゆみ 魂に出会う会（お別れの会）」実施の運びとなったそうです。

この会には、モーニング娘。’23の石田亜佑美、生田衣梨奈、譜久村聖、小田さくら、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音、横山玲奈、元AKB48の大島麻衣、元モーニング娘。の飯田圭織、保田圭、矢口真里など、夏まゆみさんの教え子や著名人が多く参列しました。

2023年7月上旬に亡くなったことが発表された夏まゆみさん。

発表時には6月21日に逝去と公表されました。

発表されたときには、すでに葬儀はご遺族の意向で近親者のみで行われたとのことでした。

そして、8月の下旬に都内でお別れの会が予定されていると案内され、8月28日のお別れの会の開催となりました。