忽那 汐里（くつな しおり）さんは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーで日系オーストラリア人3世として生まれています。日本語と英語のバイリンガルです。オーストラリアで家族と暮らしていく中では、日本語使って話していたことから忽那 汐里（くつな しおり）さんは、自分の日本語は完璧だと思っていたそうです。

しかし、日本で芸能界の仕事を始めると、撮影現場で時々、日本語の発音のおかしさを指摘されてしまうことがあり驚いたといいます。英語での会話になれている忽那汐里さんは、高校の同級生である、河北麻友子さんがいますが日系アメリカ人である河北さんとは英語で会話していました。

忽那 汐里（くつな しおり）さんは、2006年に日本で女優になるために学校の冬休みにシドニーから訪日。オスカープロモーション主催の第11回全日本国民的美少女コンテストに参加し、審査員特別賞を受賞しました。

翌年2007年には、TBSドラマ『3年B組金八先生』で帰国子女の少女の役を演じ、女優デビュー。母親と弟が一緒に渡日し、東京で3人生活をしていましたが、後に母親と弟はオーストラリアに帰国し忽那汐里さんは日本に残り高校に通いながら、一人暮らしをしています。

2011年、堀越高等学校を卒業。都内の大学に進学しましたが、芸能活動と両立することが難しく2013年に中退しています。大学中退後、芸能活動も順調で2015年には、日本とトルコの合作映画『海難1890』でヒロインを務めています。

忽那汐里さんは、当初ハリウッドへの進出を考えてはいませんでしたが、2016年に出演した映画『女が眠る時』のウェイン・ワン監督に海外進出を勧められました。そのことがきっかけでだんだんと海外へも目を向けるようになりました。

そして、2018年ジャレッド・レト主演の映画『アウトサイダー』や『デッドプール2』などのハリウッドを筆頭とした海外作品への出演を続けています。その後、2019年12月にオスカープロモーションを退社しました。

忽那汐里さんの実家は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーです。中学生まで忽那汐里さんは、家族と一緒に暮らしています。子供の頃は、小学校の遠足で保護施設を訪れることがあり保護活動をする人たちのベージュのユニフォームと帽子に憧れて野生動物と関わる仕事に就きたいと考えていたそうです。

忽那汐里さんの家族は、両親と8歳下の弟の4人家族です。忽那汐里さん以外は、現在シドニーで暮らしていると考えられます。

忽那汐里さんのお父さんは、日本人でシドニーで仕事をしています。会社名などは不明ですが、職業については「旅行関係の仕事」とお話しています。またお父さんは、シドニーのキラニーハイツで水泳のコーチをボランティアもされていました。

忽那汐里さんのお母さんも、水泳が得意だったためコーチのボランティアをされていました。またお母さんは、シドニーのキラニーハイツにある日系のパン屋さんでもパートをされていたこともあるそうです。

忽那汐里さんのお母さんは、学生時代にオーストラリアのシドニーにホームステイし、就職もシドニーでしています。そこで忽那汐里さんのお父さんに出会い結婚されました。忽那汐里さんは、女優としてデビュー後はお母さん一緒に台本に振り仮名を書いたり、セリフを覚えていたそうです。

日本語の語録が少なかった忽那汐里さんは、お母さんのサポートがなければ女優を続けることが無かったとお話されています。

忽那汐里さんには、8歳年下の弟がいます。弟さんの誕生日には自身のSNSに、「happy birthday dearest tk. ほんとうにこんなにも心が綺麗でまっすぐで、いつも自分のことより相手を思いやる天使みたいな人がいるのかと私はいつも驚く。家族だからということじゃなくて、ほんとうにいつも尊敬している」と投稿しています。

年が離れている分、弟さんをとても可愛がっているのでしょう。