花澤香菜さんは声優、女優、歌手として活躍しています。東京都出身で、所属事務所は大沢事務所です。夫は、同じく声優をしている小野賢章さんです。花澤香菜さんが芸能界に入るきっかけになったのは、母親が子役オーディションのチラシを持ってきたことが始まりです。

母親から「やってみる？」ときかれ、花澤香菜さんは「うん」と即答したそうです。その後、ビッグアップル、ファイブ☆エイト、スマイルモンキーなどに所属していました。テレビドラマ『ガッコの先生』にレギュラー出演していた花澤香菜さん。

もともとお遊戯会や学芸会が大好きで、目立ちたがり屋な性格をしていた花澤香菜さんにとって芸能活動はとても楽しかったそうです。幼稚園の頃から子役として活動していた花澤香菜さんですが、小学生のころになると芸能活動に対してそれほど情熱があったわけでなく、将来の夢もよくわかっていませんでした。

花澤香菜さんは当時の自分を振り返って、「すごく生意気だった」と話しています。花澤香菜さんは、8歳～小学校卒業前まで、バラエティ番組『やっぱりさんま大先生』にレギュラー出演していましたが、そこでも子供とは思えないほどに堂々としていました。

花澤香菜さんの出身小学校は調べてみましたが特定することができませんでした。小学校の頃の花澤香菜さんは、明るくて人気者でしたが同級生には芸能活動のことを自慢していると勘違いされてしまい、悪口を言われた経験もあるそうです。

「自慢したかったわけじゃない」と言いたかった花澤香菜さんですが、上手く言うことができずにモヤモヤした小学生活を送っていました。

小学校を卒業した花澤香菜さんの出身中学も特定することができませんでした。花澤香菜さんの中学時代の部活は、パソコン部に所属。アニメ好きで、インドアな一面もあったようですね。

花澤香菜さんは、中学2年生の時にアニメ『LAST EXILE』のホマー・マドセイン役で、初めて声優の仕事に挑戦しました。中学時代にした声優の仕事はこの1度だけでしたが、後の花澤香菜さんの声優人生にとって貴重な経験だったことでしょう。

花澤香菜さんは中学校卒業後、東京都立調布南高等学校普通科へ進学しています。この時、花澤香菜さんは地下アイドルとして活動しています。しかし、本人にとってはこの地下アイドル時代は「黒歴史」なんだそうです。

声優の仕事は、前回の仕事から約3年のブランクを経た2006年に再開しています。高校3年生の時に、テレビアニメ『ゼーガペイン』にヒロインのカミナギ・リョーコ役でレギュラー出演が決定しこの出演がきっかけで声優業を本格的に始動させています。

子役事務所から。声優の事務所に移籍しますが本人もセリフが棒読みであることを自覚していて他の人のようにうまくできないことに悩んでいました。今では、声優の仕事は終わりがないところが難しいけど、楽しさでもあるとお話しています。

学校生活のほうは、倫理の授業が得意科目で成績は常に「５」。花澤香菜さんは、芸能活動と学業を両立しながらも生徒会の副会長を務めリーダーシップも発揮していました。また、放課後にはパン屋でアルバイトもしています。

花澤香菜さんは高校卒業後、武蔵野大学文学部日本文学文化学科へ入学しています。実は、花澤香菜さんは大学に進学することをきっかけに、芸能活動を辞めることを決意。すると当時のマネージャーから、「声にオリジナリティがあるので、声優の仕事に力を入れたほうがいい」とアドバイスされたそうです。

当時アニメのレギュラーの仕事でも花澤香菜さんの声が「唯一無二の声」と言われ、辞めることを思いとどまったそうです。そして、声優の仕事と学業を両立し無事に大学を卒業しています。大学を卒業してからは、タレント専業として声優だけでなく歌手デビューもしています。そして、精力的に活動を始めた花澤香菜さんは、人気アニメの声優を多数務め活躍されています。