荒川さんは2006年に開催されたトリノ五輪フィギュアスケートにて見事金メダルに輝いた方です。トリノ五輪では日本選手団は思うように結果が出ず、もしかしたらメダル無しか、と思われていましたが荒川さんが唯一金メダルを獲得しました。
そのためトリノ五輪は主に荒川さんに注目が集まる大会となったのです。

・1981年12月29日生まれ
・東京都出身
・サラリーマンの父と幼稚園教諭の母の間に生まれる
・1歳の時に仙台に引っ越す
・幼少期はいろいろな習い事をやっていた
・5歳の時に「ちびっこスケート教室」に入会
・小学校1年生の時に本格的にスケートを始める
・1998年長野五輪の代表に選出され、総合13位
・トリノ五輪後はプロに転向
・海外では「クールビューティー」と言われる
・イナバウアーは荒川の代名詞的な技
・2013年に結婚、2014年に第一子が誕生
・現在は解説者としても活躍

荒川さんは小さいころたくさんの習い事をやっており、フィギュアもその一つに過ぎませんでした。
たくさんの習い事の中からフィギュアを選んだのはなぜだったのでしょうか？理由はインタビューで語っていました。

さきほども少し触れましたが荒川さんは2013年に結婚しハワイ島のハプナビーチプリンスホテルにて式を挙げました。
写真はその時の荒川さんの様子です。ドレスはスケートの衣装を担当してきたチームがデザインしたものです。

実は荒川さんは結婚前に現在の旦那さんとデートの最中を週刊誌にスクープされ、話題になっていました。
情報によると旦那さんは都内の総合病院で外科医として勤務しているお医者さんで、身長180㎝となかなかの長身です。
写真と見てみると結構がっちりした印象です。

荒川さんが結婚を意識するのはそう難しいことではなかったようです。荒川さんによると旦那さんとは「楽しい」と感じるポイントが似ているそうで、そんなポジティブな時間を共有できたことが大きかったようです。
プロポーズも共通の趣味であるダイビングの為に訪れた場所だったとのことです。

結婚指輪はスイスの宝飾ブランド「ピアジェ　ローズパッション」にて購入したそうです。
高級ブランドの指輪であるため、価格の方が気になったのか「消費税が上がる前の３月中に決めました」と語っていました。

2014年にめでたく第一子が誕生した荒川さんですが出産してすぐにフィギュアを再開し話題になっています。
大抵の女性は出産直後は自分の体の回復を待ちながら育児をメインにする生活に切り替えるものですが荒川さんはそうではなかったのです。
フィギュア復帰だけではなく日本スケート連盟副会長にも就任し、仕事と子育てを両立しているのです。

出産後すぐに現場復帰する荒川さんの方針には賛否両論あり、「なんで育児を犠牲にしてまで仕事復帰するの？」という批判も聞こえてきます。
子育てのやり方は人それぞれであり、親が正しいと信じる方法ならば誰も批判する権利はないでしょう。
ただこういう話をするときはいつも子供の「お母さんと一緒にいたい」という思いが無視されている感じがするのが残念です。

荒川さんが子育てをしながらアスリートとしてフィギュアに打ち込めるのは周囲のサポートがあるからに他なりません。
まず2世帯住宅で同居する両親のサポートがあり、旦那さんも荒川さんのやり方に理解を示しているというのが大きいのです。
傍から見ると羨ましい生活に見えますが荒川さん自身はかなり「ギリギリ」な状態のようです。

自分を追い込んでまで仕事と子育てを両立するのには理由があります。
まず荒川さんには「娘がわかるようになるまでプロスケーターを続けたい」という思いです。
自分が活躍している姿を少しでも多く子供に見せたい、という思いが荒川さんの今を支える原動力です。

こうやって見ると順風満帆な生活に思えるかもしれませんが、有名人なだけにいろいろな噂が流れます。その噂の1つが「夫が帰って来ていない」という噂です。外科医である夫もまた荒川さんに負けない多忙な方ですからなかなか家に帰れない時もあるのでしょう。
荒川さんの両親と夫との相性はよく、2世帯住宅で暮らす案も夫は快諾したようですが実際始まってみると居心地が悪かったのかもしれません。

現在の荒川さんはプロスケーターとしてアイスショーに出演する傍ら解説者としても活動しています。
2018年平昌五輪でもフィギュア解説者として活躍していたことは記憶に新しいですね。
子供も大きくなってきて、元気いっぱいのようです。