笑点は1966年より日本テレビにて放送が開始された演芸番組で毎週日曜日に放送されています。
元々日本テレビには「金曜寄席」と呼ばれる番組があったのですがこの番組を受け継ぐ形で始まった番組です。

放送が開始されてからすでに50年以上経過しているのですが現在でも視聴率20パーセントを超えることもある人気番組の1つとなっています。
メンバーの独特の江戸訛りによる掛け合いが他の番組にはない唯一の存在感を放っていることが人気の理由でしょうか？

正式には7代目立川談志（自称5代目）
1936年1月2日生まれ、2011年11月21日没（75歳）
東京都文京区出身
本名は松岡 克由（まつおか かつよし）

立川談志さんは高校を中退した後5代目柳家小さんに入門し落語の道を歩み始めます。
実は笑点は立川さんが立ち上げた番組で初代司会になったのもそのためです。笑点放送100回記念では桂歌丸さんと異色漫才を披露して話題になりました。

笑点に出演していたのは4代目です。
1937年生まれ、1980年没（43歳）
群馬県前橋市出身
本名は関根 尚雄（せきね ひさお）

三遊亭小圓遊さんは初代笑点のメンバーの中ではキザなキャラクターとして人気を博していたようです。
この「小圓遊」の名は江戸落語家の名称ですがこの名を襲名した落語家4名のうち3名が若くして亡くなってしまったためこの名は現在使われなくなっています。

1943年生まれ
新潟県長岡市出身
本名は笠井 光男

林家こん平さんと言えば笑点では必ず「ちゃらーん！」という掛け声で始まる独特のスタイルで人気でした。
初代林家三平さんに師事しています。2004年から声帯病気で入院してから2013年には糖尿病の悪化によって左足が壊死するなど危険な状態に陥りましたが一命をとりとめ現在でも闘病中の身です。

1932年生まれ、2009年没（76歳）
東京都台東区出身
本名は吉河 寛海（よしかわ ひろうみ）

圓楽さんは初代笑点メンバーとして活躍し、のちに4代目笑点司会者としても活躍しました。
端正な容姿をしていたため若いころは「星の王子様」という愛称で親しまれていたようです。

柳亭 小痴楽（りゅうてい こちらく）と読みます。笑点に出演していたのは初代です。本名は三村 良弘さんで立川さんの盟友でもあります。
1934年生まれ、1984年没（50歳）でした。