名前：高島礼子(たかしま・れいこ)

生年月日：1964年7月25日

出身地：神奈川県横浜市

血液型：B型

身長：168cm

所属事務所：太田プロダクション

迫力のある『姐御』と言ったら、岩下志麻さんか高島礼子さんですよね！

そんな高島礼子さんは初めから女優さんだった訳ではなく、元々自動車が大好きで、高校卒業後は自動車関連会社でOLとして働きながら、アマチュアレーサーとして活動していたんだそうです。

21歳の時にはJAFのコンペティションモータースポーツライセンス国内A級を取得しますが、アマチュアレーサーとしてのレース活動費用を捻出するために、1987年(23歳頃)からはレースクイーンとしての活動を始めます。

レースクイーンの活動をきっかけに芸能事務所へ所属し、1988年には『とらばーゆ』のCMで芸能界デビューを果たした高島礼子さん。

そのCMを見た俳優の松平健さんの紹介で『暴れん坊将軍』への出演が決定し、今度は女優としてデビューを飾りました。

その時は既に25歳だった高島礼子さん。女優としてのスタートは遅咲きだったため、目の前の仕事をただひたすらに貪欲にこなしていったと言います。

身長168cmという、約30年前の女性としてはかなりの高身長だった高島礼子さん。

その類まれなるプロポーションと、サバサバした男勝りな雰囲気が時代にマッチしていたことから、人気はあっという間にうなぎ上りに。

しかも1993年に初出演した映画『さまよえる脳髄』では、その体を惜しみなく魅せる大胆なヌードを披露。この出演は実は降板した他の女優さんの代役だったそうなのですが、そのおかげで『女優・高島礼子』の礎が築かれたと言えるでしょう。

それ以降はドラマや映画に立て続けに出演。1996年に出演した橋本以蔵監督の『陽炎Ⅱ』で演じた女胴師・不知火おりんは自身初めての当たり役となり、「陽炎Ⅲ」、「陽炎Ⅳ」と3作連続で主演をつとめました。

そして大人気シリーズの『極道の妻たち』では、岩下志麻さんの後を継いで貫禄たっぷりの姐御を熱演。2005年までに、5作品で主演を務めました。

この辺りで、「高島礼子＝かっこいい」という図式が完全に出来上がっていましたね！

2000年に出演した吉永小百合さん主演の映画『長崎ぶらぶら節』では第24回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞するなど、演技の面でも高い評価を受けるようになった高島礼子さん。

以来、テレビドラマ・映画・舞台・CMなど、ジャンルを問わずに幅広い活動を見せています。

名前：高知東生(たかち・のぼる)

別名義：高知東急(たかち・のぼる)

本名：大崎丈二(おおさき・じょうじ)

生年月日：1964年12月22日

出身地：高知県高知市

身長：182cm

血液型：B型

活動期間：1993年－2015年

高知東生さんは高知県の高校野球の名門『明徳義塾高等学校』で野球部に所属していた野球少年でした。

高校卒業後に上京し、「高知から東京に急いでのぼれ」という意味を込めて『高知東急(たかち・のぼる)』という芸名で活動を開始します。

ちなみに高知さんがまだ無名だった時代に、本名でアダルトビデオの出演をしていたことがあったようですね。

その際のお相手だった元AV女優のあいだももさんと、1991年に最初の結婚をされています。しかし、子供もなく、あいださんとは1996年には離婚しています。

簡単に言ってしまえば、関東圏では有名な東急グループが「高知県に東急が出来たと勘違いされる！有名な”東急”の名前を使うなんて売名行為だ！」的な争いを起こした、ということになります。

確かに東急グループとは全く関係ないのに名前が「東急(読み方はのぼるですが)」だったら誤解されますよね。

高知さん側は「似ていない！」と反論したそうですが、裁判は東急グループ側の全面勝訴という形で終わっています。

そんな高島礼子さんと高知東生さんは、1999年に結婚されました。

お二人の出会いは1996年頃、知人の紹介で知り合ったといいます。共にお酒好きで、意気投合するのも早かったんだそう。

翌年の9月には、写真誌で交際を報道され、1998年には高知東生さんの母校である明徳義塾高校の甲子園出場に際し一緒に応援に行くなど、交際を公にします。

同年の10月に、翌年に結婚すると言う婚約会見を2人そろって開きました。

1999年にハワイで挙式し、お揃いの竜と牡丹をあしらった白の和服姿で会見を行ったお二人。

豪華な結婚指輪がまぶしいですね！

結婚当初から仲の良さをアピールしていた二人ですが、ほとんど活躍のなかった高知東生さんとすでに女優として大きなキャリアを築いていた高島礼子さんとの結婚は、世間では「格差婚」などと呼ばれました。

高知さんのことを「ヒモ旦那」などと揶揄する声も多くありましたね。