還暦を過ぎてもなお、その美しさは衰えるところをしらない女優の風吹ジュンさん。

加賀まりこさんと萬田久子さんを足して2で割ったような雰囲気ですよね。

今回はそんな『奇跡のアラカン』風吹ジュンさんについて、調べていきたいと思います！

まずは詳細なプロフィールからご紹介。

名前：風吹ジュン(ふぶき・じゅん)

本名：堀川麗子(出典不明。一説では離婚後も川添姓のままという説も)

生年月日：1952年5月12日

出身地：富山県(育ちは富山県高岡市と京都府山科区)

身長：157cm

血液型：B型

職業：女優

所属事務所：パパドゥ

風吹ジュンさんは京大卒の教師である父親と専業主婦の母親の間に生まれました。兄弟は、兄が1人いるようです。

厳格な父親の元育てられてきた風吹ジュンさんですが、小学校5年生の時に両親が離婚してしまいます。

風吹ジュンさんは兄と共に母親についていきましたが、その母親が今度はなんと風吹さんたちを育児放棄してしまったというのです。

まだ中学2年生ながら、兄と2人で京都に移り住みことになった風吹ジュンさん。

当然お金なんかありませんから、当時は窓のすぐ外が崖というような家に住んでいたそうですよ。

受験を止めてしまうなんて、よほど母親のことがショックだったのでしょうか…

それとも、学校になんか行かずに早く独り立ちしたい！という焦燥感があったのでしょうか？

高校に行くことを止めた風吹ジュンさんは、中学を卒業後は飲食店で住み込みのアルバイトを始めます。

これは、上京するための資金稼ぎでもあったようですね。

18歳で上京した後は銀座の高級クラブで働き始め、約1年後の1971年にスカウトされ芸能界デビューすることになりました。

2014年には40年ぶりに三ツ矢サイダーのＣＭキャラクターに起用されたことでも話題になりましたね。

その当時、風吹ジュンさんがキャラクターを務めていた三ツ矢サイダーの広告がこちら！

めっっっっちゃくちゃ可愛いですね！(驚愕)

サイドから流して外側に巻いた髪型も、40年前とは思えないほど素敵です。

40年以上経った今でもこんなに衝撃を受けるのですから、当時の衝撃と言ったらそれはもうすごかったことでしょう。

キャンペーンガールで話題をさらった風吹ジュンさんは、その後1974年には歌手デビューを果たします。

ユニチカのユニチカのマスコットガールの時点で彼女の人気は既に高かったのですが、アイドル歌手としての活動を始めたことで瞬く間に人気はピークに！

それもそのはず、見てくださいこの美貌！

現在の若い世代にはもうすっかり母親役でしか認識されていないと思いますが、若かりし頃の風吹ジュンさんはこんなに可愛かったんですね！！

これだけ可愛かったなら、なるべくして芸能人になったとも言えるのではないでしょうか。

エキゾチックな顔立ちで、笑顔がとてもキュート。
そして女性が見てもドキッとしてしまうほどのスタイルの良さ！

タンクトップがまた健康的で素敵ですよね。

しかし、そんなアイドル人気絶頂の時に思いがけないスキャンダルが風吹さんを襲います。

事の発端は、テレビ局での収録終わりに何者かによって風吹ジュンさんが誘拐されたこと。連れ去られた先は高輪にある某Pホテルで、通報をうけた警察がパトカー20台を出動させる大騒ぎになりました。

深夜になってホテルから出てきた風吹さんを保護し、一緒に居た暴力団関係者を連行しますが、本人が誘拐を否定したため逮捕には至らず、この件はすぐに解決。

その翌日に開いた記者会見では、事務所間での契約トラブルによるものだと説明。

それまで契約していた事務所Aに黙って事務所Bとの契約をしたものの、今度は別の事務所Cから『事務所Bは暴力団と繋がっている』と知らされ、事務所Cと契約を結ぶことになったんだとか。

なんと、3社が絡む契約トラブルだったのです！

しかも、風吹ジュンさんは「事務所に騙されて無理やり契約させられた」と弁解していましたが、後にそれが嘘だったことが発覚。

世間の風吹ジュンさんへの風当たりはあっという間に逆風へ変わっていきました。

しかもそのスキャンダルに便乗するように、風吹ジュンと過去に肉体関係を持っていたという男性まで現れ、過去の男性遍歴までもが明るみに出てしまうのです。

度重なるスキャンダラスな記事にも負けず、風吹ジュンさんは過去の全てを肯定することで、『強い女』へと生まれ変わっていきました。

ところが、その騒動も落ち着いてきたかと思われた1976年、再び彼女をスキャンダルが襲います。

またもや事務所との契約トラブルで、独立したい風吹ジュンさん側と契約続行したい所属事務所側で折り合いがつかなかったために、決まっていた仕事をすっぽかしたというのです。

しかし！一度はスキャンダルによって表舞台から消えたかに思われた風吹ジュンさんは、2年後の1979年に男性誌にオールヌードを発表するのです。

続けざまに映画『蘇る金狼』に出演し、主演の松田優作と激しい濡れ場を演じ、センセーショナルに女優の舞台へ戻ってきたのでした。