『となりのトトロ』は、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画です。

監督と脚本を宮崎駿が務めており、昭和30年代前半の日本を舞台にしています。

ストーリーは、田舎へ引っ越してきた小学6年生のサツキと4歳のメイ姉妹と、不思議な生き物トトロとの交流を描いています。

作中には、大きさの違う3つのトトロが出てきます。実はそれぞれに年齢が設定されています。ご存知でしたか？

大トトロ→1302歳
中トトロ→679歳
小トトロ→109歳

当初、登場するのは姉妹ではなく、一人娘だったようです。さらにサツキは性格がしっかりしすぎていたため、小学4年生の設定から、小学6年生に変わりました。

海外でも人気の『となりのトトロ』ですが、メイとサツキ、父親の三人でお風呂に入るシーンがカットされています。

海外では娘と父親が一緒にお風呂に入る習慣がなく、アメリカでは虐待行為になってしまうのです。

文化の違いによって、放映されるシーンが変わってくるのは興味深いですね。

メイが初めてトトロに会った時、「あなたはだあれ？」と聞くシーンがあります。

メイを見たトトロが「ドゥオ、ドゥオ、ヴォロー」と答えると、メイは「あなたトトロっていうのね？」と答えます。しかしこの時、トトロのセリフには「眠いよ」だったようです！メイの勘違い、可愛いですね。

サツキとメイが乗ることになるネコバス。この時行き先は「七国山病院」でしたが、よく見ると「院」が逆さまになっています。

映画の後半部分から、サツキとメイの影が消えていると言われています。それは、二人が死んで幽霊になったからではないか、との噂が広まっています。

真相は最後にご紹介します。

サツキとメイはネコバスに乗って病院にいる母親の元を訪れますが、トウモロコシを置くだけで、母親には声をかけずに帰ります。母親に会いたかったはずなのに、姉妹で会わずに帰るとは不自然な気がしますよね。

このことから、サツキとメイは亡くなったため、母親には会えないのでは？と噂されています。

『となりのトトロ』のエンディングでは、登場人物のその後が描かれています。しかしその姿を見た人たちからは、「お父さんとお母さんが若くなっている！」との声があります。

そのためサツキ、メイ、お母さんが亡くなった後のお父さんの回想シーンだと噂が流れています。