年は5位に荻野由佳さん、10位にキャプテンの北原里英さん、13位に本間日陽さんと3人がシングル曲を歌う選抜メンバーに名を連ねた。

今年を振り返って一番印象に残ってるのは、総選挙。去年は初めての総選挙で７６位をいただけて、今年は７１位…。ファンの皆さんの応援で７１位という順位をいただけたので、総選挙のスピーチでは「悔しい」と言えなかった。今も面と向かっては言えないと思うけど、正直、すごく悔しいです。

加藤は、ひときは目立つ金髪姿で感謝を伝え、「去年の総選挙、ＮＧＴ４８の大躍進があって、そこから自分は『貢献できてないな』ってすごく思いました。でもそれは、メンバーが頑張っていたからだと思った。自分もそこに負けないように一生懸命、ついて行こうと思って、メンバーのみんなを尊敬して、ついて行きました」。

１年、努力を続け、ファンとともに歩み「そしたら、すばらしい３０位という順位をいただきました。でも、キャプテンになって、また新しい自分の存在を見せられるように、メンバーのことを誰よりも尊敬して、絶対に信じて、ＮＧＴ４８を応援してくださるすべての人の笑顔を見たい。私が、ＮＧＴ４８を守っていけるような存在に慣れるように頑張る」とリーダーらしく思いを語った。

加藤さんは２０日、自身のインスタグラムに、ファンからの暴行被害を受けて１８日にＮＧＴ４８を卒業した山口真帆さん（２３）について放送するテレビ画面の写真に「チャンネル変えてほしい」という内容のメッセージを付けて投稿したとみられる。投稿は削除されたが画像が拡散し、山口さんを揶揄（やゆ）していると受け取れる内容にファンから批判が集まっていた。

加藤さんは、山口さんへの事件を受けて４月にＮＧＴ４８がチーム制を廃止するまで、「チームＮ３」のキャプテンを務めていた。加藤さんは「私の軽率な投稿でたくさんの方の気分を害してしまったことを深くおわび申し上げます」とコメント。ネイルサロンでこのニュースを見て悲しい気持ちになり、友人限定で公開しようとした内容を誤って全公開にしたといい「親しい友達にしか見せないとはいえ、人の気持ちを考えていない投稿でした」と謝罪した。

　「ここにいるみんなは日を追うごとに頼もしくなり、今のNGT48になくてはならない大切なメンバーです。私自身、将来やりたいことがあって、アイドルとしての活動は昇格を目標に頑張ろうとずっと前から思っていました。これからは夢に向かって頑張りたいと思います」と決意を述べた。

お披露目初期はセンターとして活躍するなど、グループでも中心メンバーだった彼女は今、どこの事務所にも所属することなく、フリーの立場でタレントとして活動している。2021年2月には「Weibo Account Festival in Tokyo 2020」で新人モデル賞を受賞し、2022年は「世界で最も美しい顔」にもノミネートされるなど、海外活動も開始。国内では、YouTuber、SNSインフルエンサー、イチナナライバー、モデルなど多彩に活動している。