赤羽有紀子さんは1979年生まれで現役の当時から「ママさんランナー」として注目を集める存在でした。

赤羽さんは2006年に女児を出産してからも現役にこだわり続け、コーチである夫のサポートを受けながら2007年に2007年11月には国際千葉駅伝日本代表に選出されて優勝、同年12月23日の日本体育大学女子長距離競技会では31分23秒27という当時日本女子歴代9位という記録を建てました。

赤羽さんは2008年6月27日の日本陸上競技選手権の女子10000mにて2位に入賞して大会新記録を達成します。この大会が評価されて赤羽さんは北京五輪の代表に内定します。
ママさんランナーの選出は日本陸上界初のことでした。

伊藤舞選手は1984年生まれです。リオ五輪では46位という悔しさが残る成績となってしまいましたがまだマラソンへの情熱は失っていない選手です。

伊藤選手は2011年の大阪国際女子マラソンで2位という好成績を残したことが評価されこの年韓国で開催された世界陸上の代表にも選手されました。
ですが結果は22位という結果に終わってしまいます。ロンドン五輪出場も目指していましたが五輪出場は叶わず、肝心なところで結果を出せず悔しい思いをしてきました。

伊藤選手はリオ五輪女子マラソンの国内選考会に於いて選出されるのですが当時代表に選出されなかった福士選手よりも7分も優勝タイムが遅かったことで批判されることもありましたがめでたく代表に選出されます。
ですがリオ五輪本番になって疲労骨折の痛みを抱えながらの出場となってしまい、結果は日本女子最下位の46位に終わってしまいます。

小原怜選手は1990年生まれで2015年の世界陸上では日本代表に選出された実力派です。
2017年1月に開催された大阪ハーフマラソンで優勝するなど現在絶好調の選手です。

小原選手は高校時代は駅伝で活躍し、高校1年生時の第18回全国高校駅伝では総合2位、19回駅伝では3位、20回駅伝では2位と惜しくも総合優勝は果たせなかったのですがこの経験は現在のマラソンでも生きています。

小原選手は2016年3月13日に開催された名古屋ウィメンズマラソンに出場しリオ五輪の代表を狙っていましたが同じく代表を狙っていた田中智美選手との勝負に1秒差で敗れ、代表の座を逃してしまいました。
小原選手はこの試合の後「1番以外は違うのは十分分かっている」と結果を受け止めていました。

加藤麻美選手は1990年生まれでかわいいと評判になっている選手です。
現在はパナソニックに所属して日々マラソンに励んでいます。

加藤選手が陸上を始めたきっかけはシドニー五輪で高橋尚子さんが金メダルを獲得したのをみたことです。
それ以来高橋尚子さんを目標にして日々練習をこなしてきました。

加藤選手は2015年にロッテルダムマラソンで初優勝しています。タイムは自己最高の２時間２６分３０秒でした。この大会で日本女子選手が優勝するのは4人目とのことです。
また2017年3月に開催された名古屋ウィメンズマラソンでは14位と健闘しています。