メンバーは伊藤蘭、田中好子、藤村美樹の3人でそれぞれ愛称はラン、スー、ミキの愛称でよばれていました。

キャンディーズの始まりとしては1969年（昭和44年）奥多摩のキャンプ場で偶然伊藤蘭、田中好子の二人と出会うことから始まります。3人とも歌が好きということで意気が投合し、その後も交流が続き先にスクールメイツに入った2人ですが藤谷美紀は福島に住んでいたこともあり二人に1年遅れて1970年に学院に入り、スクールメイツに選抜されました。

1972年（昭和47年）にNHKで放送されていた歌番組「歌謡グランドショー」のマスコットガールオーディションに、伊藤蘭、田中好子、藤村美樹とともに合格し、それが元となって1973年に伝説のアイドルグループ・キャンディーズが結成されます。

1973年（昭和48年）アミューズの社長の松崎澄夫氏に見いだされ「あなたに夢中」で歌手デビューを果たしました。

キャンディーズは1973年9月にデビューし78年4月に解散と、活動期間は4年7カ月（ブレークしてからは3年2カ月）しかなく、売り上げでもヒットシングル数は7曲、1位になった曲は意外にもたった1曲のみだったのです。

あまり曲を出してこなかったキャンディーズですが、歌謡曲の質を向上させたと言われています。それまでアイドルの音楽は、曲の質は高くても演奏面ではビートやグルーブを感じさせない“伴奏”というものだった。アイドルファンは音楽の質は気にしていないと考えられたからだ。だが、キャンディーズでは専属のバックバンドとしてMMP（ミュージック・メイツ・プレイヤーズ）を抱え、音楽の質を高めていきました。

そんなキャンディーズのヒット曲について発表していきます！

人気絶頂中の中キャンディーズは解散してしまいます。その理由はなんだったのでしょうか。

　77年7月17日の解散宣言から78年4月4日の解散コンサートまで、キャンディーズ人気は盛り上がり続けるのです。一挙手一投足が話題になり、78年2月に発売された『微笑がえし』はついにオリコン1位となります。ピークは後楽園球場の解散コンサート。そしてキャンディーズは伝説になりました。