小菅麻里さんは元体操選手です。
体操選手を引退した後はスポーツャスターなども務めていましたが現在は主婦をしているそうです。

小菅さんは選手時代、その容姿の美しさから「体操界のゴクミ」または「和製コマネチ」と呼ばれていました。若い方はコマネチのことを知らない方も多いでしょうか？コマネチ選手はかつてルーマニマを代表する体操選手でやはり美しい容姿で人気があった方です。

小菅さんは3歳の時から体操を始め、小学校6年生の時に国際ジュニア選手権大会個人総合8位と活躍し話題にになりました。
バルセロナ五輪で17位、その後引退し「NNNニュースプラス1」のスポーツキャスターとなりました。キャスターは1998年まで務めましたがその後アメリカにわたり、体操クラブ「Gymnastics World 」を開いて子供たちに体操の指導を行っていましたが現在は普通の主婦をしているとのことです。

コモワ選手はロシアの体操選手です。
お父さんのアレクサンドル・コモフさんも元体操選手でお母さんのベラ・コレスニコワさんも世界選手権で優勝するほどの実力者でした。
ですのでコモワ選手はサラブレッドということになりますね。

体操は4歳の時から始め、2009年の国際ジュニア体操競技選手権で優勝、翌年のシンガポールユース五輪では個人総合、段違い平行棒、跳馬の3種目で金メダルそして初めてのロンドンオリンピックでは団体と個人で銀メダルを獲得しています。

コモワ選手は段違い平行棒が得意で「コモワ」と呼ばれる難易度Eのオリジナル技もあります。
そんなコモワ選手はリオ五輪でも期待された選手でしたが脊椎の持病の為現役を引退することを発表しました。

永井美津穂選手は2014年のアジア大会で「遅咲きニューヒロイン」と話題になりました。
2012年にアキレス腱断裂という大けがを患いましたが見事に復活し「田中理恵の後継者」とも呼ばれました。

将来を期待された選手だったのですがリオ五輪の出場を逃し、本人の中でも気持ちが途切れてしまったのでしょうか。人知れず引退していたようです。

土橋ココ選手はまだ若手の体操選手です。
リオ五輪の閉会式での東京五輪PR動画に出演し一躍有名になりました。

土橋選手は目鼻立ちがくっきりしていて一見「ハーフかな？」と思える感じがしますね。「ココ」という名前もちょっと日本人とは違うような感じです。ですが土橋選手は純粋な日本人とのことです。
なんでもお父さんの土橋賢一さんが「独創性のある名前にしたかった」とのことでこのような名前になったようです。ちなみに妹さんがいて名前は「ピピ」だそうです。

内山由綺（うちやまゆき）選手は2020年の東京五輪での活躍が期待される新星です。
2016年に開催されたNHK杯では個人4位、全日本体操個人選手権でも個人4位など、着実に成績を伸ばしています。

内山選手が体操を始めたきっかけはお母さんとお姉さんでした。
オリンピック選手には結構よくある話ですが内山選手のお母さんも元は体操選手で体操教室の指導員をしていました。
内山選手もお母さんに連れられて教室に行っているうちに自然と体操を始めるようになっていったようです。

杉原愛子選手は1999年生まれ。
2015年には体操競技日本代表に選出され、第6回アジア体操競技選手権では日本女子団体優勝、個人でも優勝するなどの活躍を見せました。

杉原選手の技の特徴はひねり技にあるため、「ひねり姫」という愛称があります。床の技の中でも難易度の高い「後方伸身宙返り3回ひねり」が得意技です。