人気アイドルグループの私立恵比寿中学。エビ中の愛称で親しまれています。コンセプトは「永遠に中学生」。メンバーは全員中学生という設定です。

リアルで中学を卒業したメンバーは中学4年生、中学5年生と毎年中学生として学年が上がるシステムですが、どうやらちゃんと守られていないようです。

そこらへんのゆるさも魅力の一つとも言われています。

私立恵比寿中学の所属事務所はスターダストプロモーションです。同じ事務所にはももいろクローバーZがおり、私立恵比寿中学は妹分にあたります。

私立恵比寿中学は2014年10月に同グループのムック本発売記念商品お渡し会を実施。その際に囲み取材が行われました。

そこで記者から今後の目標を聞かれ、リーダー的存在の真山りかが回答。

「まずは今回のシングルでMステに出場できたらと思っています、その上でさらに今年…今年紅白に出場できたらなと考えてます。まずはMステであの階段をみんなで誰も滑らずに下る事が夢です」と大きな目標を語りました。

私立恵比寿中学は紅白出場を目標としており、中間目標としてMステ出演を設定していました。2015年1月28日には『金八』というタイトルのセカンドアルバムをリリース。

金八とは「金」曜日の夜「八」時に放送されているMステを指しています。このタイトルは、アルバムに収録されている楽曲『金八DANCE MUSIC』から取られました。

『金八DANCE MUSIC』はMステに出たいという熱い想いをドストレートぶちまけた音楽史上に残る怪作です。

その想いは案外すぐにプロデューサーに届いたようで、アルバムリリースから10日も経たない内に私立恵比寿中学のMステ出演が現実のものとなりました。

私立恵比寿中学はMステ出演の目標を2015年2月6日放送のMステで達成しました。

真山りかが囲み取材で語っていた、Mステの長い階段を下る私立恵比寿中学のメンバーたち。

私立恵比寿中学のメンバーたちは念願のMステで『金八DANCE MUSIC』を披露。Mステ出演を懇願する曲をMステで歌うというなかなかシュールな放送となりました。

こちらは中居正広が廣田あいかのアニメ声に面食らっている場面です。大半のMステ視聴者も同じような心境だったのではないでしょうか。

タモリさんとの会話内容は全く入ってこなかった事と思われます。

よほど反響があったのか、私立恵比寿中学はMステ出演1回目からわずか2週間後に再びMステに登場しました。

2回目のMステでは『金八DANCE MUSIC』ではなく『放課後ゲタ箱ロッケンロールMX』を披露しました。