前年の総選挙で首位に輝いた「王道アイドル」渡辺麻友の連覇か、はたまた「異端アイドル」といえる指原莉乃の首位奪還か、ファンや世間の注目がこの二人の再対決に沸き上がっていた2015年。
多くのメンバーが怒涛の進撃を見せた第7回総選挙を振り返ってみましょう。

今回の開票イベントは、指原莉乃が身を置くHKT48の本拠地・福岡県で行われました。
過去の総選挙は全て首都圏で開催されており、地方都市での開催はこれが初となります。

今回の立候補者は総勢272名。
AKB48から111名、SKE48から63名、NMB48から51名、HKT48から45名、そしてSHN48から2名が立候補を表明しました。
立候補を見送った被選挙権者は36名に上り、前回の倍以上となりました。

当選者数は前回に引き続き80名。
上位16名が41stシングル「ハロウィン・ナイト」の選抜メンバーとなり、以下、32位までの16名が「アンダーガールズ」、48位までの16名が「ネクストガールズ」、64位までの16名が「フューチャーガールズ」、そして80位までの16名が「アップカミングガールズ」としてカップリング曲の歌唱を担当しました。

昨年、涙をのんで雪辱を誓った指原莉乃が、宣言通りにまゆゆから1位の座を再奪還。
もはや指原の人気を一時の趨勢と語ることはできなくなりました。
古参の壁、王道の壁、スキャンダルの壁……そうした障壁全てをぶち破り、指原が今度こそ本当に48グループの新たな顔となったことを、誰もが認めざるを得なくなったのです。

HKT48の若きスター・宮脇咲良が自身初の「神7」入りを成し遂げ、大きな話題に。
一般人にはこれで初めて宮脇咲良の名を知った人も多かったようですが、これまで一般に名を知られていなかった姉妹グループのメンバーが「神」の一角に食い込んだというニュースは、センセーショナルな話題として世の中を駆け巡りました。

前年12月に「1年後をめどにした卒業」を発表していた「たかみな」こと高橋みなみは、今回、自身最高順位となる4位を獲得。
初代「神7」の名に恥じることのない幕引きとなりました。
この順位は、グループの屋台骨として長年AKBを支え続けた彼女に対する、ファンからの餞別だったのでしょうか。

さしはらりの

前年度順位：2位
過去最高順位：1位

速報順位：1位 38,151票

かしわぎゆき

前年度順位：3位
過去最高順位：3位

速報順位：2位 33,426票

わたなべまゆ

前年度順位：1位
過去最高順位：1位

速報順位：3位 29,924票

たかはしみなみ

前年度順位：9位
過去最高順位：5位

速報順位：6位 21,900票

まついじゅりな

前年度順位：4位
過去最高順位：4位

速報順位：4位 26,901票

やまもとさやか

前年度順位：6位
過去最高順位：6位

速報順位：5位 22,532票

みやわきさくら

前年度順位：11位
過去最高順位：11位

速報順位：12位 13,169票

みやざわさえ

前年度順位：12位
過去最高順位：9位

速報順位：13位 12,225票

今回のシングル選抜のハイライトは、SKE48の松村香織や高柳明音など、長年にわたって姉妹グループの中心で頑張り続けてきたメンバーが初の16位入りを成し遂げたこと。
第3回総選挙での「直訴」でも話題になった「ちゅり」こと高柳明音は、苦節7年にして初めてのシングル選抜入りを果たし、名古屋に錦を飾りました。

しまざきはるか

前年度順位：7位
過去最高順位：7位

速報順位：7位 17,921票

よこやまゆい

前年度順位：13位
過去最高順位：13位

速報順位：20位 8,667票

きたはらりえ

前年度順位：19位
過去最高順位：13位

速報順位：10位 14,476票