愛子さまは2000年代に誕生した初の皇族であり、最年少の女性皇族、内廷皇族でもあります。お住まいは、東京都千代田区の皇居御所。天皇から「愛子」と命名され、「敬宮（読み：としのみや）」の御称号を受けられました。

名前の由来は、「人を愛する者は人恒に之を愛し、人を敬ふ者は人恒に之を敬ふ。」という『孟子』離婁下に拠っています。幼少期は、ご両親から「愛ちゃん」という愛称で呼ばれていました。

2008年3月に学習院幼稚園を卒園後、同年4月に学習院初等科に入学。2010年ごろの冬から風邪など体調不良が原因となり学校を欠席することが多かったそうです。

しかし、同年3月になって当時の東宮大夫から、「3月上旬に発生した初等科での児童同士のトラブルから体調不良となり、学校を欠席した」と発表され、学習院側も記者会見を開き同様の発表をしました。このことが当時大きく報道されることとなりました。

2011年秋からは、初等科への通学も平常な状態に戻り初等科5年生になると、「管弦楽部（チェロ）、バスケットボール部などの部活動にも積極的に参加されました。この頃から、愛子さまは成績が優秀だったそうです。通知表は常にオール５。漢字テストは毎回100点でした。

2014年3月に学習院初等科を卒業し、同年4月に学習院女子中等科に入学。テニスとソフトボールを始めています。2016年夏には、夏休みに両親と一緒に地方公務に初めて同行されています。同年9月からは、胃腸が弱りふらつきなどの症状があったため学校を欠席しましたが、11月には学校に復帰。

中学に入学してから、午後２時に登校する毎日が続きます。定期試験や苦手科目の理数系の授業を休むように。しかし、１年生後半からは欠席や遅刻もだんだんと減り、２年生の球技大会では、ソフトボールに参加しました。愛子さまのこのときの守備は、ショート。なんと準優勝をしているそうです。

2018年4月、学習院女子高等科に入学。2018年7月22日 - 8月9日の期間で、イギリスに短期留学されています。愛子さまは、チェロが得意で、２年生のときには卒業生の送別学芸会の劇のBGMをチェロで演奏されました。

バケットボールの試合にも出場したことがあるそうです。春休みには、仲の良いお友達と学習院高等学校野球部の試合を観戦、富士急ハイランドやディズニーランド、ボウリングやカラオケ、プリクラも楽しんでいたようです。

愛子さまは、学習院中等科・高等科の文化祭『八重桜祭』にダンスチーム『BLOOM』を結成して出場。ベラ・ソーンの『Call it whatever』とアヴリル・ラヴィーンの『What the hell』の曲でポンポンを持って踊った愛子さま。周囲から、「あいちゃーん！」と声援が飛んでいたそうです。

2020年4月から、お父さまの母校でもある学習院大学文学部日本語日本文学科に入学。2024年３月に卒業予定です。愛子さまは、学習院女子高等科のトップクラスの学力で、偏差値７２ほどだそうです。天皇家随一の頭脳の持ち主だと言われています。

大学への進学は、普段社会と触れ合うことが少ない皇族の方にとっては、結婚相手を選ぶことのできる数少ない場所となります。さらに、学習院大学に進学する学生は皇族にゆかりのある人も多いといいます。

このことから、愛子さまが結婚相手を探すには理想的な環境であると皇族側が考え、内部進学されたのではないかと言われています。英語が得意な愛子さまは、大学に入学後“オックスフォード大学に留学すること”については決めているようなので、日本の大学や生活についてこだわるよりも留学することに、強い意欲をお持ちのようですね。