山口智子さんの出身高校は、栃木女子高校です。

高校時代には、陸上部に所属。

高校卒業をしてからの進学先を考える時期に、山口智子さんに家族は「稼業の仕事に集中するために大学に行く必要はない」と言われたそうです。

そこで、山口智子さんは推薦入学での進学を決めます。

青山学院女子短期大学に入学し、2年経ったら帰ってくると家族を説得して東京で暮らしはじめます。

代官山にあったこの短大の女子学生寮で生活し、家業の旅館を継ぐ以外の可能性を考えていたそうです。

そこで、山口智子さんに転機が訪れます。

街でスカウトされ、モデルの仕事を始めるようになります。

このことについて家族には、社会勉強の為に一時的にやるだけと話していたそうです。

短大時代は広告研究会に所属していました。

モデル業をしながらも山口智子さんは卒業後、どうせ故郷に帰って見合い結婚をして女将になるんだ、と思っていたのでこの頃にお見合い用の写真を撮っていたそうです。

しかし、短大を卒業した山口智子さんは、そのまま東京でモデルの仕事を続けます。

そして、1987年から始まったアサヒビールのキャンペーンガールに就任。

同じタイミングでCMモデルもしています。

さらに、所属事務所に届いた、NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』のヒロインオーディションの案内をみた山口智子さんは、演技未経験でありながら応募を決めます。

そして、見事ヒロインに選ばれることになりました。

この仕事を生かして自分の道を決める、と撮影に全力で取り組んだそうです。

そして、この放送をみた祖母から演技の道を認められるようになり、女優を続けること許してもらえたそうです。

山口智子さんの実家は、栃木市倭町内にあった創業120年の老舗旅館「ホテル鯉保（こいやす）」です。

しかし、経営状態が悪くなってきたことと実父の死去で後継者を失い2005年8月31日で廃業しています。

一人娘の山口智子さんが家業を継ぎ女将となることが、暗黙の了解でした。

しかし山口智子さんは、旅館を一人で切り盛りする祖母をみて家業を継ぐために自分を犠牲にすることに疑問があったそうです。

自分の人生を後悔したくないと、実家を離れたとお話しています。

また、大学に進学することや芸能活動に反対していた祖母ですが以前から朝ドラの大ファンだったそうです。

山口智子さんが出演する『純ちゃんの応援歌』の撮影現場を見学に訪れて、笑福亭鶴瓶さん
たち出演者と一緒に写真を撮ったそうです。

その写真を大きく引き伸ばして、実家の旅館に貼ったところ、集客に一役買ったそうです。

山口智子さんの学歴や出身大学・高校・中学・小学校・身長や体重・若い頃をまとめて紹介しました。
子供のころから決められていた人生を自分で切り開いた山口智子さんは、とても強い女性だと感じました。

また、きちんと自分の生きる道を自分で決めて生きている山口智子さんをとても素敵ですね。