宇多田ヒカルさんは高校卒業後、アイビーリーグの名門校として知られるコロンビア大学バーナードカレッジに進学します。宇多田ヒカルさんは、アメリカンスクールを飛び級で卒業し17歳で大学に進学しています。2016年の世界大学ランキングで16位となるほどの学校で、日本の大学では東大が43位、京大が91位です。

この大学の難易度がどれほど高いか想像できるのではないでしょうか。宇多田ヒカルさんは、入学当初は朝早くに起きて勉強をしていたそうです。熱心に学業に取り組んでいたようですが、大学生活が理想と違ったこと、日本からキャンパスに見物客が多く来たことが嫌になり大学2年生の時に休学をします。

その後、休学中にも芸能活動は継続し発表した2ndアルバムがミリオンセラー。音楽活動も忙しくなったため、結果、宇多田ヒカルさんは大学を中退しています。大学中退後は音楽活動に専念し、数々のヒット曲をリリースしています。

宇多田ヒカルさんは、アメリカ合衆国ニューヨークに生まれ両親の仕事の関係で、小さい頃は東京とニューヨークを頻繁に行き来していたそうです。宇多田ヒカルさんの家族は、生活の中心が音楽でした。宇多田ヒカルさんは小学校低学年の頃から学校から帰るとスタジオで宿題をし、ご飯を食べ、ソファーで寝たりしていたそうです。

そうして過ごしながら、親の楽曲を宇多田ヒカルさんが歌うこともあり1990年には両親と一緒に3人ユニット「U3」を結成しています。この「U3」というユニット名は、母親の藤圭子[RA U]、父親の宇多田照賓[SKING U]、宇多田ヒカル[HIKASO U]からそれぞれのUを取り名付けられています。

U3は、アメリカでのデビューを目標に活動を開始。活動拠点を東京からニューヨークに移して楽曲制作に取り組んでいました。しかし、アルバムが完成する目前の1992年に急遽帰国することになり既に英語の歌詞で完成していた10曲の楽曲を日本語に書き直して日本で発売しました。

宇多田ヒカルさんは、このアルバムで楽曲2曲をボーカルとして担当し実質歌手としてのデビュー曲となりますね。1993年宇多田ヒカルさんがメインボーカルとして活動。アルバム『STAR』を発売し日本デビューをしています。この頃に発売された、「I’ll Be Stronger」という楽曲は宇多田ヒカルさんが初めて自分で作詞作曲した曲です。

1995年に、宇多田ヒカルさんがメインボーカルとなって、「cubic U」の名でインディーズのレコードレーベルからヨーロッパやアメリカ合衆国で発売しました。

同じ年の秋に、東京のスタジオで宇多田ヒカルさんのレコーディングがあったときに、隣のスタジオにいたディレクターの三宅彰さんから「日本語でやってみないか?」と誘われソロでの日本デビューが決まりました。

子供のころから、音楽が生活の一部となりとても身近にあり宇多田ヒカルさんが歌手としてデビューすることは、本人も特に不自然ではなかったのかもしれません。

いかがだったでしょうか。今回は宇多田ヒカルさんの学歴や出身大学・高校・中学・小学校・若い頃をまとめて紹介しました。15歳のデビューから現在まで、才能あふれる人生を送られてきたと感じます。現在は、子育てに専念するために拠点をロンドンに移しています。

また、子育てに専念するためとは言っても歌手活動を休止しているわけではなく、自宅マンションにレコーディングスペースがあるそうです。これからも宇多田ヒカルさんの作品が発表されるのが楽しみですね。