野沢直子さんは、日本名として野沢 直子を使用しています。お笑いタレントで、アイドルグループ吉本坂46の元メンバーです。東京都中央区日本橋人形町出身で、現在はサンフランシスコに在住しています。日本橋に実家があるということは、とても裕福な家庭だと想像しますが野沢直子さん曰く家は長屋で中学時代までは貧乏だったそうです。

中学を卒業する頃に父親の事業（競馬関連）が成功したそうです。野沢直子さんの父親は、東京ホースレーシング創業者です。祖父は作家の陸直次郎さん。叔父は声優で演出家の野沢那智さんです。従妹には、俳優の野沢聡さん。弟は、クリエイティブディレクターの野澤直龍さんです。野沢直子さんの親族には、有名な方が多いですね。

さらに、野沢直子さんの長女は総合格闘家のJuju Auclair（真珠・野沢オークレアー）です。1983年に芸能界デビュー。一時期劇団テアトル・エコーに入団しますが、芸風が合わずに退団しています。その後、叔父の那智さんが吉本興業の木村政雄さんに、野沢直子さんを紹介し吉本興業に入社。吉本興業に所属後、突拍子もない会話や、コミカルなキャラクター、奇抜な服装等で人気となりました。

ダウンタウンやウッチャンナンチャン、清水ミチコさんと共演したコント番組『夢で逢えたら』の人気番組に出演。1991年3月に、日本での芸能活動休止を宣言。出演していた全てのレギュラー番組を降板し、渡米しました。渡米する理由を「アメリカ進出の夢に挑戦するため」と話していましたが、実は番組で共演していたダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコさんらとの才能の差を圧倒的に感じたからです。

「自分はもうダメだと思った」と挫折し日本から逃げ出したかったと後からお話しています。渡米後の1993年「夢で逢えたら」の特番放送で、ダウンタウン・ウッチャンナンチャン・清水ミチコさんが野沢直子さんに会いに渡米しました。

渡米後は、バンド活動をしている事やバンド仲間の男性と結婚した事、妊娠中である事を公表して驚かせました。夫は、フランス系アメリカ人のギタリストの「ボブ」さんです。現在は、1男2女の母親で、子供が夏休みに入るころに帰国して日本の番組に出演しています。

野沢直子さんの出身小学校は、東京都中央区立久松小学校です。野沢直子さんは、学業の成績があまり良くなかったようですが、生きていくことに精一杯だった両親から成績の事で怒られることはなかったそうです。

小学校の頃は、早生まれだった野沢直子さんは体格的にも精神的にも同級生についていくことが難しく、家の中では元気な明るい子供でしたが外では内弁慶なおとなしい子供でした。

しかし、野沢直子さんは小学3年生のときに渋谷区の小学校への転校をきっかけに性格が変わったそうです。クラスで行われたお楽しみ会で、友達のお母さんのモノマネをしたらとてもウケました、

このことが、野沢直子さんは快感となり人前で面白いことをすることや笑いをとることが好きになり、小学校卒業前には、みんなの前でコントや漫才をするほど、クラスのお調子者になっていました。

小学校を卒業した野沢直子さんは、東京都渋谷区立代々木中学校に進学しています。野沢直子さんは、この頃イギリスのバンド「ベイ・シティ・ローラーズ」の熱狂的なファンで、来日したときには追っかけをしていました。

野沢直子さんが進学した高校は、東京都東京農業大学第一高校です。この高校は現在、進学実績があがり偏差値も65程度の難関校となっています。しかし、野沢直子さんがいたころは今ほど偏差値が高くありませんでした。高校時代は、バレーボール部に在籍。高校1年生のときには、好きだった男子に告白をして交際しています。

しかし、父親が厳しかったことで、自宅に男の子から電話がかかってくると切られていたそうです。当時父親は、「20歳になるまでは子供の人格は認めない、嫌なら出ていけ」という教育方針でした。高校2年生の時に母親が急死しています。

野沢直子さんは、アイドル歌手を目指して「スター誕生」の予選を受けましたが、落選。高校3年生のときには、同級生に誘われて、「素人漫才コンテスト」に出場し、お笑いの道を目指すようになりました。その後、所ジョージさんが司会を務める「ドバドバ大爆弾」に出演したことがきっかけとなりデビューにつながります。

野沢直子さんは、高校卒業後大学には進学していません。野沢直子さんは、高校時代にスカウトをされデビュー予定でしたが父親が厳格だったために20歳になってからデビューをしています。

これまでの学歴を見てみるとあまり成績が良くない印象の野沢直子さんですが、英語力の方は大丈夫なのでしょうか。野沢直子さんの英語力が見られるのは、来日した際に夫と一緒にテレビ出演をすると野沢直子さんが夫との会話はすべて英語です。また、夫に通訳をするなどとても流暢に英語をお話しています。

渡米するまではまったく英語を話すことのできなかった野沢直子さんですが、現地の英会話スクールに通い英語の基礎を学んだそうです。そして、アメリカ人の夫と結婚し生活をしていく上で身に付けていったのでしょう。