有村架純さんは奈良県香芝市生まれですが、プロフィールには兵庫県伊丹市出身となっています。有村架純さんの家族は、両親と姉の4人家族ですが後にご両親は離婚されています。小さい頃は、両親が共働きだったため祖母に面倒をみてもらっていたそうです。いまでも、母親は伊丹市で日本酒バル『酌-syaku-』を経営されています。

2010年1月のサンケイスポーツの新春企画「新春ガールズ」が芸能界の初仕事となり、4月に上京。 同年5月には『ハガネの女』でドラマ初出演を果たしています。

有村架純さんは香芝市立真美ヶ丘東小学校入学にしますが、のちに両親が離婚し母親と一緒に伊丹市に引っ越しをします。そして、伊丹市立稲野小学校に転校し卒業しています小学校の低学年のころの有村架純さんは、「お遊戯会では下を向いている子。自分の気持ちをうまく言葉にできなかった」とお話されています。

しかし、有村架純さんは３年生の頃には「野生児で夏はキャンプに行き、虫取りをする活発な女の子」に変化していったと言います。道路の側面に落ちる、スーパーで転んで流血となにかと危なっかしい女の子だったそうです。有村架純さんが小学４年生の時には、両親が別居し姉と一緒に母親と3人で暮らし始めます。

両親の離婚について有村架純さんは、父のことが大好きで、小さいころ後ろずっとついてまわってい。父と一緒に住めないことは、寂しかった。」とお話されています。母親と暮らし始めることで、小学生ながらも有村架純さんはお金が大変なのだろうと感じたと言います。金銭面で苦労している母親を見て、人より頑張って生きていかなくては、と思ったそうです。

小学校を卒業した有村架純さんは、伊丹市立西中学校に進学。中学3年の時に、ドラマを観ながら「自分ならこう演じる」と考えている自分に気づきます。このことをきっかけに、女優になることを意識し始めました。

有村架純さんは、これまでに趣味や特技など特になく、何かに一生懸命になることもなかったそうです。しかし、女優になるという夢を見つけ積極的になったそうです。

中学を卒業した有村架純さんは、兵庫県立伊丹西高等学校に入学します。有村架純さんの高校時代は、アルバイトに明け暮れた日々だったそうです。母子家庭だった有村架純さんは、生活を支えるためにすし屋と蕎麦屋を掛け持ちで働いていました。

有村架純さんが当時アルバイトしていた寿司店の店主は「１年くらい働いてくれていました。真面目でお客さんから人気がありました。上京するときは、家族で空港まで見送りに行きました。」とお話されています。

有村架純さんは、高校在学中に「FLaMme」のオーディションを受けて合格しています。その後、芸能活動をするために日出高等学校（現：目黒日本大学高等学校）の通信制課程に転校し、卒業しています。女優という夢に向かって一生懸命だった有村架純さん。

『FLaMme』のオーディションを受けたときにも、一度は不合格になります。この時に、『関西弁を直してくること』『ダイエットで２kg落としてくること』を条件に１年後にオーディションを受けます。標準語を勉強し、ダイエットを頑張った有村架純さんは高校２年の時に再びオーディションを受け、合格を勝ち取っています。

有村架純さんは、芸能活動に専念するために大学に進学していません。上京2年目の19歳の時に、知り合いのカメラマンから「覚悟が足りないんじゃないの？」と厳しい言葉をもらいます。有村架純さんは、このときに「図星を突かれた」と思い20歳の区切りに自分は何か変わらなくてはと思ったそうです。

この直後に撮影がスタートしたＮＨＫドラマ『あまちゃん』で、出番が少ないながら、今まで見せたことのない自分を見せたいという思いで撮影に臨んだとお話しています。そして、このドラマがきっかけで有村架純さんは女優として注目されブレイクすることになります。