1998年のデビュー以来、女性を中心に長く支持されているシンガーソングライター・aiko。その楽曲は、恋をしている女性であれば思わず頷いたり涙したりしてしまうものばかり。その中でも特に人気のある曲をランキング形式で発表したいと思います。

ランキングを紹介する前に、気になるaikoの歌唱力について少し解説します。

aikoさんの曲をカラオケなどで歌ったことがある方は知っていると思いますが、彼女の楽曲はどれもコード進行が複雑で、歌いこなすのが難しい曲が多いのです。そんな難易度の高い曲を、すらりと歌いこなしているaikoさんは、歌唱力が高いと言えるでしょう。

身体の小ささからは想像できないパワフルな歌声も圧巻です！

2003年11月にリリースされた「えりあし」は切ない失恋の気持ち、未練のある心情を歌った曲です。別れた後に気づいた本当の気持ちを隠したまま、でも、いつかまた好きと言いたい。そんな切ない女性心を歌ったこの曲は、思わずじーんときてしまうことでしょう。

2016年9月にリリースされた36thシングル「恋をしたのは」。映画『聲の形』の主題歌に起用されました。曲自体は主題歌に決まる前からあったそうですが、もともとaikoさんは原作漫画のファンだったとのことで、どこか映画の内容とリンクする楽曲になっています。aikoさん特有のどこか不思議なメロディと甘い歌詞が、切ない歌声で奏でられています。

2009年2月にリリースされた25thシングル「milk」。ブリヂストンの自転車「アルベルト」のCM曲に起用されました。

スカ調のアップテンポなナンバーなのですが、メロディーがマイナー調だからか、どこかビターな大人の恋愛を思わせる楽曲です。aikoさん自身、この曲について「年齢を重ねたうえで、好きと思った瞬間の強い気持ちが書けた」と語っています。

2000年2月にリリースされた5thシングル「桜の時」。aikoさんの初期のシングルです。「カルピスウォーター」のCMソングに起用されました。

大切な「あなた」について歌った1曲で、大好き！という気持ちが詰まったハッピーなラブソングです。aikoさんの暖かく柔らかい歌声を聴いているだけで幸せな気持ちになれそう！春の結婚式にもぴったりの1曲ですね♡

2016年3月にリリースされた35thシングル「もっと」。切ない恋を描いたポップチューンで、TBS系テレビドラマ『ダメな私に恋してください』の主題歌として話題になりました。恋人に他に好きな人ができたのに、それでもまだ優しい恋人、そんな恋人を嫌いになれない私…という切なく複雑な歌詞になっており、実際にaikoさんと交際の噂のあった星野源さんとのことを歌っているのでは？と言われています。