2013年公開の映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は、『モンスターズ・インク』の続編であり、サリーとマイクの大学時代を描いています。

緑色で一つ目のマイクは、学校の授業でモンスターズ・インクの見学にきた時に、怖がらせ屋のフランクの勇姿を見てから、怖がらせ屋になることを決意します。

そしてマイクは、フランクの出身校・モンスターズ・ユニバーシティ（MU）に入学することになります。

マイクが入学したのは、怖がらせ屋を育成する「怖がらせ学部」。そこには、青緑の毛むくじゃらの姿が特徴的なサリーや、紫色のトカゲのようなモンスターのランドールもいました。

サリーは自らの才能にかまけており、マイクをことあるごとに馬鹿にします。当初はサリーの才能が高く評価されたものの、その後、努力して成績をあげるマイクの評価が高くなりました。

期末試験の日に事件は起きました。マイクとサリーは小競り合いの末にハードスクラブル学長の素晴らしい記録が入ったボンベを壊してしまい、「二人とも怖がらせ屋には向いていない」と断言されてしまいます。

肩を落とし、部屋に戻ったマイクの目に飛び込んできたのは、伝統行事「怖がらせ大会」のチラシでした。マイクは怖がらせ学部に復帰するため、大会に出場することを決めます。

しかしその大会には、6人の団体で参加しなくてはなりません。マイクとサリーを受け入れてくれたのは、落ちこぼれ達が集うサークル「ウーズマ・カッパ」のメンバーだけでした。

2014年公開の『ベイマックス』は、優しいロボットと少年の絆を描く感動ストーリーです。

未来の都市サンフランソウキョウに住む14歳の少年ヒロは、天才的な科学の才能を持つものの、目標もなく、自堕落な生活を過ごしていました。

そんな弟を見かねた兄のタダシは、自身が通う工科大学にヒロを連れていきます。

そこでヒロは、兄の開発した白くて風船のような見た目のケアロボット「ベイマックス」を目にし、さらに尊敬するロバート・キャラハン教授と出会ったことで科学の夢を追究したいと飛び級で入学することを決めます。

入学をするためには、大学の研究発表会でキャラハン教授に発表を行い、成功させなくてはなりません。ヒロは発明品を完成させ、プレゼンテーションを行ない、大成功を収め、無事入学の許可を得ることができました。

しかしその直後、会場で火災事故が発生します。ヒロの兄であるタダシは建物に取り残されたキャラハン教授を助けようと炎の中に飛び込み、亡くなってしまうのです。ヒロは兄、そして尊敬するキャラハン教授、そしてヒロの発明したマイクロボットを一気に失ってしまいます。

2001年公開の映画『モンスターズ・インク』の舞台は、モンスターの世界。毛むくじゃらの青いモンスターのサリーと、相棒で緑色の一つ目モンスターであるマイクは、大企業であるモンスターズ株式会社で働いています。

その業務内容は、人間の子供部屋へ通じるドアから子供部屋に行き、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーに変換し、モンスターの世界へ供給するというものでした。

怖がらせるのが仕事であるモンスター達ですが、同時にモンスターは子供達を恐れてもいます。

サリーは大社長のウォーターヌースから仕込まれた「ナンバー・ワンの怖がらせ屋」ですが、そんなサリーを敵対しているのが2位の怖がらせ屋であるランドールでした。

ある日、サリーがドアを見つけると、不注意で人間の女の子であるブーが、ドアの向こうから入って来るところに居合わせてしまいます。

おかげでモンスターの世界は大混乱！サリーとマイクも最初はブーを有害だと思っていました。しかし徐々に二人はブーに愛情を抱き、モンスターの着ぐるみをきせ、元の世界に返そうとします。

2010年公開の映画『トイ・ストーリー3』は、第1作目から10年後の世界を描いています。おもちゃの持ち主であるアンディは17歳になっており、おもちゃと遊ぶことからとっくに卒業しています。大学進学が近づく中、アンディは大学の寮への引越しのため、おもちゃの整理をします。

長年のお気に入りだったウッディだけを持っていく予定とし、他のおもちゃは全て屋根裏部屋にしまうことを決めました。

ところが、屋根裏部屋行きのおもちゃが、アンディの母親の手違いでゴミに出されてしまいます。危ういところで逃げたおもちゃたちですが、完全に捨てられたと思い込み、地元の託児所へ寄付されるおもちゃたちの段ボールに入り込みます。

託児所「サニーサイド保育園」に到着したおもちゃたちは、他のおもちゃたちからも歓迎を受け、元からいたクマのぬいぐるみのロッツォも優しく接してくれたため、保育園に残ることを決めます。おもちゃたちを助けるために同行していたウッディは、彼らの決心が堅いことを知り、1人で保育園を去ります。しかし外へ出たところで4歳の少女ボニーに拾われ、ウッディは彼女の家に行くことになります。ボニーに遊んでもらったウッディは、久々に遊んでもらう喜びを味わうのです。

2003年公開の映画『ファイティング・ニモ』は、オーストラリアのグレートバリアリーフの海が舞台。クマノミのマーリンは、妻のコーラルと卵の世話をしながら、子供たちの誕生を楽しみにしていました。

しかし突然オニカマスに襲われ、マーリンが意識を取り戻すと、妻と卵たちは姿を消してしまったのです。絶望するマーリンでしたが、ひとつだけ卵が残されていました。そしてその子供に「ニモ」と名付け、過保護に育てます。

6歳になったニモは、あれこれと心配し過ぎる父親のマーリンにうんざりしていました。そんなニモは学校の遠足で、船に近づいてしまい、人間ダイバーのフィリップに捕らわれてしまいます。マーリンはニモを取り戻すため、ナンヨウハギのドリーと一緒に船を追いかけます。

一方ニモは、フィリップの歯科診療所にある水槽に入れられ、そこで暮らす鑑賞魚たちと出会います。

鑑賞魚たちによると、魚を乱暴に扱いすぐ死なせてしまうフィリップの姪ダーラの誕生日に、ニモがプレゼントされる予定だと言います。

そこで水槽からの脱出を計画するのですが、失敗に終わってしまいます。

2013年公開の『アナと雪の女王』は、『アナ雪』の略称でも親しまれる大ヒット作です。

触れたものを即座に凍らせる魔法を持つアレンデール王国の王女エルサは、8歳のある夜、誤って妹アナに魔法を当て、意識不明にさせてしまいます。

2人の両親である王と妃は、不思議な生き物のトロールたちに救いを求め、アナは一命を取り留めます。その日から、エルサは部屋に閉じこもり、アナはエルサの魔法に関する記憶を失くします。仲良しだった二人ですが、エルサはアナを避けるように暮らし、寂しく成長します。そして10年後、2人の両親は海難事故で亡くなり、お互いだけが唯一の肉親となるのです。

さらに3年後、成人したエルサは女王として即位することになり、門を開いて戴冠式を行うことになりました。

当日、アナは招待客のうちの一人、隣国の王子ハンスと出会ってすぐに恋に落ち、結婚の約束を交わしてしまいます。