エマは当時を振り返り「10歳から12歳までの間、トム・フェルトンに強烈な片思いをしていたわ。朝、撮影に入る時コールシートをチェックして、彼と同じシーンがどれだけあるのか数えるのが楽しみだったくらい」
「悪役というのはすごく魅力的だし、彼は私より少し年上で、それにスケートボードを持っていたの。それだけで好きになっちゃったわ」
と熱く語っていました。

それくらい好きだったことは、トム・フェルトンも知っていたそうです。「（トム・フェルトンは）他の人たちに『彼女は妹みたいな存在』だって言っていたの。それですごく傷ついたし、今でもそう感じるわ」
と失恋エピソードも語っていました。

時を経て、とても綺麗に成長したエマ・ワトソン。
意地悪な記者の「トム・フェルトンとキスしたい？」という問に、「12歳のときなら、もちろん！でも、21歳の今はノーね」とバッサリ。
でも、何となくほっこりするエピソードですね。

2011年の東日本大震災時には、『頑張れ日本!!』の文字と、直筆サインプリント入りのチャリティTシャツを製作・販売。売上を全額寄付してくれました。
また、被災地でのタンパク質不足を聞きつけ、2000個の温泉卵を現地へ贈るなど積極的に支援活動をしてくれました。
2014年に再来日して、震災支援チャリティイベント・サイン会を開催。
ファンサービスもいいことで有名なトム・フェルトン。
350枚のサイン全てに、ファンの名前とメッセージを添えてあげるべく、ひたすら書き続ける姿に感動しました。
「私は、2009年の初来日のとき以来、日本のファンの皆様の熱いお気持ちを感じ、どうしたら日本の皆さんとさらに近づき、そして何か自分にできることはないかと問いかけてきました」
と日本とファンに対する気持ちを語っています。
日本だけではなく世界中のファンを大切にしています。

ハーマイオニー・グレンジャーは『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔女です。
ロン・ウイーズリーを加えたいつもの三人組で様々なエピソードに直面します。
ハーマイオニーはとても優秀な生徒で、入学前から魔法の勉強をしていました。どんな授業でも率先して手を挙げていますが、他の生徒やスネイプ先生に「知ったかぶり」と呼ばれたときは、一日中女子トイレにこもって泣くなど、繊細な一面もある女の子です。

原作者のJ・K・ローリングは、ハーマイオニーは当初、「パックル」という名前にする予定だったと語っています。しかし、キャラクターのイメージと合わないため、結局は現在の「グレンジャー」に落ち着いたそうです。
またJ・K・ローリングは、「ハーマイオニー」はシェイクスピアの喜劇「冬物語」に登場する主人公のシチリア王・リオンディーズの妃の名前からとったと語っています。
珍しい名前にしたかったというJ・K・ローリングの思いと、彼女のギリシャ神話への造詣の深さが、この名前への決め手となったようです。
ちなみに、劇中では「ハーマイオニー」「ミス・グレンジャー」と呼ばれていますが、実はミドルネームがあります。
ミドルネームは「ジーン」。ハーマイオニー・ジーン・グレンジャーというのが彼女のフルネームです。

普段はお堅いハーマイオニーですが、恋に関しては意外にミーハーな面も持ち合わせています。
『秘密の部屋』では講師としてやってきたベストセラー作家のギルデロイ・ロックハートに、他の女子生徒たちと同じく夢中になってしまいます。
『炎のゴブレット』では、ブルガリア代表のビクトール・クラムと出会い、彼が魔法学校対抗試合でホグワーツを訪れたときも花形選手として活躍する彼とクリスマスのダンスパーティーで踊り、彼がホグワーツを去るまで交際していました。
そして、最後には親友であったロンとカップルになりました。

完璧主義者で知識や魔法の技術をひけらかしていたころは、ロンから「ハーマイオニーには友達がいない」と悪口を言われていましたが、ハリーやロンと仲良くなってからは、ロンの妹ジニーにとっては姉のような存在となり、ハッフルパフ生のハンナ・アボットとも交流があったようです。
また、「禁じられた森」の森番ハグリットや同じグリフィンドール寮のネビル・ロングボトムとも仲良くしています。
相変わらず成績は優秀で真面目な性格ではありますが、当初より柔軟な姿勢を見せるようになっていきました。

映画版ではドビーなど屋敷しもべ妖精関連のエピソードがごっそり削られていました。原作→映画を見た方は違和感を感じたはずです。
ハーマイオニーが4年生（『炎のゴブレット』）の時に設立した屋敷しもべ妖精福祉振興協会の存在は原作小説にしか書かれていません。
ちなみにロンは会計、ハリーは書記として無理やり参加させられています。
ハーマイオニーは僕（しもべ）として扱われる妖精たちを不憫に思い、彼らの解放を目指すため協会を設立しました。しかし妖精たちは魔法使いに仕えることを誇りとしているため、活動は大きな達成がありませんでした。
凄く良いエピソードなのに映画では描かれなかったのが勿体無いです。

まずはハリー・ポッター（ダニエル・ラドクリフ）とジニー・ウィーズリー（ジニー・ウィーズリー）です。

ハリー・ポッター(ジェイミー・パーカー)、息子：アルバス(サム・クレメット)、ジニー(ポピー・ミラー)
何となくハリーもジニーも面影のあるキャスティングですね。

ドラコ・マルフォイ（トム・フェルトン）です。
妻はアステリア・グリーングラス。
「不死鳥の騎士団」で登場したスリザリンの同級生ダフネ・グリーングラスの２つ下の妹です。

ドラコ・マルフォイ(アレックス・プライス)、息子：スコーピアス(アンソニー・ボイル)
ここでも妻は出てきていませんが、こちらも面影があるキャスティングです。

ロン・ウィーズリー（ルパート・グリント）とハーマイオニー・グレンジャー（エマ・ワトソン）です。

ロン(ポール・ソーンリー)、ハーマイオニー(ノーマ・ドゥメズウェニ)娘：ローズ(シェレール・スキート)
…ハーマイオニーが黒人になっています。このキャスティングにファンからは否定的な意見が溢れました。

映画でエマ・ワトソンが演じたことで知られるハーマイオニー役はアフリカ系女優のノーマ・ドゥメズウェニが演じました。娘ローズも同様に黒人女優が演じており、Instagramには「ハーマイオニー？？？」「キャスティングが嫌！　ハーマイオニーは黒人じゃない」「黒人のハーマイオニー…」と戸惑う声が多く出ました。
あまりの騒動に、作者のJ・K・ローリングは「設定：茶色い目、くせっ毛、とっても賢い。白い肌なんて明示したことはないわ。私は黒人のハーマイオニーが好きよ」とコメントを出しました。

今回はエマ・ワトソンの演じた「ハリーポッターシリーズ」のハーマイオニー時代の可愛い写真やエピソードをまとめてみました。
何となく見過ごしてしまったという方も本当に楽しく観れる作品ですので、第1作から通して観てほしいです。